himariが大切にするコンセプト「いやし・なごみ・やすらぎ」の追求です

*

himariのコンセプトは「いやし・なごみ・やすらぎ」です。 これはhimariがオープンした2007年に掲げたもので、今もなおhimariを高めていくための重要なものさしになっています。

このコンセプトを掲げたのは、私の幼少時代の体験が大きく影響しています。
私は2歳の頃からパン屋の息子として育ちました。1Fがお店、2Fが住居という作りになっていたため、物心をつく頃には、家に帰るとすぐに1Fのお店に降りる毎日でした。スタッフ同士の仲も良く、とにかくお店の雰囲気が楽しくて楽しくて。
そんな幼少期を過ごしましたので、高校生になると部活動をやめて、土日も休まずパン屋の手伝いをしながら修行する毎日を過ごしました。

もちろん働くことの苦労もありますが、楽しく、癒しの空間だったことは変わりませんでした。また、パンは日常食であり、毎日食べられるものです。そしてゼロから形を作ることが出来き、可能性も無限大です。そんなやりがいのある仕事を通してお客様にも喜んでもらえるのであれば、こんな幸せなことはない。himariを通じてこの輪を広げていきたい。このコンセプトにはそんな想いが込められています。

新たな空間himari doux place himari worldという世界観への挑戦

*

新たにオープンしたhimari doux placeは「あたたかな場所をもう一つ」という意味です。これは「いやし・なごみ・やすらぎ」が創りだす「himari world」をより高めてくれる場所になっています。パンを美味しく食べてもらうためには、なんといっても出来立てを食べるのが一番です。

himari doux placeをオープンさせたのは、出来たてのパンをいつでも食べてもらいたいという想いがあったからです。
himari Live Kitchenでは、パンが出来上がる様子をライブで見ることができ、そのまま食べることができる空間になっています。パンが出来上がる工程をライブで見るときっと感動します。発酵させた小さなパン生地がむくっと膨らむ様子を見てもらって、それをそのまま食べることができれば美味しさ倍増です。私が幼少時代に当たり前に見てきた光景を、これからの時代を作っていく子どもたちにも見てもらいたい。そして将来はパン屋になるぞ!という子どもが増えてくれたら嬉しいですね。

「いやし・なごみ・やすらぎ」が創りだすhimari worldはこれからも進化し続けていきます。